Raspberry PiでLチカ(Python編)
LEDのオンオフをプログラムで制御してみます。
(こういうのを電子工作のHelloWorld的な言葉でLチカというらしい)
Pythonは書いたことがありませんが、参考情報が多く、GPIOのモジュールもあるので採用してみました。
import RPi.GPIO as GPIO import time import signal import sys channel = 4 #GPIOの4番を利用 GPIO.setmode(GPIO.BCM) # GPIOで指定するならBCM, ピン番号で指定するならBOARD GPIO.setup(channel, GPIO.OUT) is_running = True def sigint_handler(signo, frame): is_running = False GPIO.output(channel, False) GPIO.cleanup() print "\nBye!!" sys.exit(0) signal.signal(signal.SIGINT, sigint_handler) while is_running == True: GPIO.output(channel, True) time.sleep(0.05) GPIO.output(channel, False) time.sleep(0.05)
lchika.py
という名前で保存しました。
rootで実行します。
sudo python sample.py
無事にLチカできました!
謎の警告
GPIO 2(3番PIN) or GPIO 3(5番PIN)を使うと以下の警告がでました。 そういえばオフ状態でもうっすらLEDがついてる気もします。
sample1.py:7: RuntimeWarning: A physical pull up resistor is fitted on this channel! GPIO.setup(channel, GPIO.OUT)
Raspberry Pi 2付属のGPIOカードにもGPIO 2(I2C_SDA1)と書いてあるし、 どうやらこのピンは普通のGPIOではない特殊な力を持っているようです。
↓
GPIO2/3はI2C通信というものをするのに使うらしいです。
I2C通信については近いうちにまた調べて見ようかと思います。
参考
RPi.GPIOの基本的な使い方
RPi.GPIO.setupメソッドについてもう少し
How do I capture SIGINT in Python?
[Raspberry Pi]I2Cを使う(設定編)
英語聴き取り学習にmimiCopyがいい感じ
最近英語学習に使ってるmimiCopyというiPhoneアプリがいい感じです。
もともとはバンドマンの耳コピ用途なのですが、ヒアリング・ディクテーション・シャドーイングなどの効率がぐっとあがりそうです。
これがいい!という機能達を紹介します。
波形表示
音声が波形で表示されているので、任意の文節への頭出しがとてもしやすいです。5,10,15秒戻るボタンも用意されています。
ABリピート
任意のポイント間でABリピートできます。ポイント設定は3つまで記憶可能です。
スロー再生
オリジナルの25%〜200%の範囲で再生速度を変更出来ます。ピッチ(声の高さ)はキープされたまま速度だけが変えられます。
ピッチ変更
ピッチ(声の高さ)を上下に変更できます。シャドーイングする時などは、自分の発しやすい声の高さに調節するとやりやすいです。
他にも、再生ファイルごとにメモ欄があるので、英文・翻訳などを保存しておけるので確認しやすく、 バックグラウンド再生もできるし、ファイル転送はブラウザ経由で可能だし、このアプリを探してた!という感じです。
無料ではありませんが(600円)投資して損なしのおすすめアプリでした!
YAPC::Asia 2015 に参加してきました
2013, 2014に続き3回目のボランティアスタッフとしてYAPC::Asiaに参加してきました。
やったこと
当日担当部屋はAホール。主にビデオまわり。LarryやMatzなど超大物のトークは録画ボタンを押すだけでも、失敗したら怖いな〜ってプレッシャーを感じました。 今回は3回目で当日業務にも慣れてきていたこともあり、各部屋の速報写真やロビーの様子をTwitterにアップしたり、無限コーヒーの完売を目指して煽ったり、任務+αの楽しさを自分なりに見つけて動いていました。
本日の激戦区と噂される各部屋の様子です!どこも満員です! #yapcasia pic.twitter.com/2VOzrd0Cx0
— まっすー。 (@trapple) 2015, 8月 21
同人誌コーナーでは同人Perlカードゲームをする面々も。Perlハッカーらしい自由な空気がいいですね! #yapcasia pic.twitter.com/Oo1rlQLtJM
— まっすー。 (@trapple) 2015, 8月 22
無限コーヒー5杯目 まだ残ってますよ?やっぷしコーヒー勢の底力はまだですか? #yapcasia pic.twitter.com/RhqHfEt3ZR
— まっすー。 (@trapple) 2015, 8月 22
スタッフ仕事の感想
他スタッフ仕事の感想としては、まず「広いは正義」なんだという気付きがありました。 去年・一昨年の日吉では狭い通路などで「あっちの荷物をとりあえずここに一度おいて・・・」を結構繰り返してたのだけれど、今回広々としたスペースを有効に使って作業したり、人の流れを捌いたりできました。結果としてノベリティ詰め作業は例年の半分程度の時間で終わるし、受付も混雑している様子もなかったのでよかったですね。 B/C会議室がキャパオーバーしてしまうことが多かったのは辛いところですが、同時間の裏トークもどれも負けないトークが繰り広げられていたはずなので、予定と違う動きをするのも大きなイベントの楽しみということで。
次いで言及しておきたいのが(今年に限ったことではないですが)、ボスである牧さんのボランティアスタッフへの姿勢でしょうか。ボランティアスタッフに、楽しく有意義に仕事をしてもらうことをちゃんと重要視しているなと感じました。 スタッフ懇親会であったり、Slack等ツールの活用であったり、ちょっと豪華なお弁当であったり。 やっぱりスタッフ同士仲良くなったほうが仕事はしやすいし、スタッフも楽しいほうがイベントもいい雰囲気になるに決まっているので、これは結構重要なことだと思います。
イベントの感想
今年は開催前から銅鑼パーソン総選挙や散歩動画などuzullaさんの活躍が目立ってました。真空断熱タンブラーもたしかuzullaさんプロデュースでとても素晴らしいアイテムだと思います。なおかつしょっぱなのPHPトークもがっつり会場の空気を温めていて、uzullaさんの総合力半端ないって感じです。941/lestrratペアも黄金コンビでしたが、uzulla/lestrratペアも素晴らしいバランスだったんじゃないかと感じました。
空いた時間は上記のようにTwitter実況などに走っていたので、今年はトークはほぼ聞いてません。動画を楽しみにしています。ラインナップをみても、古参だから採択されたなどのしがらみは全く無く、バック・フロント技術に限らず健康・食事・働き方など幅広い分野のトークがあって、これぞエンジニアのフェスティバルという内容となりました。まさしく牧さんの提唱するnext conferenceであるBeacon (Builders Conference)を予感させるものではないでしょうか。去年・一昨年から「YAPCはもはやYet Another Programming Conferenceだよね」なんて声が聞こえてましたしね。
スタッフも参加できる懇親会は驚きの広さと人数(700人?800人?)でした。個人的にPerl入学式チャットやTwitterのみの交流だったtomcha_さんとご挨拶できたのが超うれしかったのと、DQNEOさん, koba04さんにいつもブログ記事でお世話になりまくってますとご挨拶できたり、とても有意義に過ごすことができました。 誰も友達いない状態で初めてYAPC::Asiaのスタッフとして参加してから約2年、勉強会に通ったりPerl入学式スタッフさせてもらったりと地道に交流を広げてきたつもりなので、こういう大きな懇親会で話せる人が大勢増えて本当にうれしいです。
Larry Wall
ミーハーなのでLarry Wallとは絶対写真とってもらうぞ!と決めていました。それでもやっぱりなかなか話しかけれないのですが、勇気を出して接近してみるとものすごくフレンドリーな方でした。 Aホール担当だったこともありPerl6についてのトークもそこそこ聞けて、関心も高まりました。非同期のセッションではNode勢の反応が面白かったです。 http://togetter.com/li/863913 初めてまともに仕事で使ったプログラミング言語がPerlだし、やっぱり大好きだなぁと今回再確認できました。まだまだ勉強すべきこと満載ですから。
総括・個人的今後の目標
最終日の朝ビッグサイトへ向う途中や、牧さんのクロージングトークを聞いている時などは『ああ、終わってしまう』とちょっと感傷的になってしまったりもしたけれど、Beaconの兆しがあったり、PerlやYAPCが積み上げたこのコミュニティが今後も必要とされている熱気を感じ、今はこの先が楽しみです。
基本的にPerlとJavaScriptの二足のわらじで生きてきて、去年は「自称フロントエンドエンジニアになる!」というのがテーマでしたが、やっぱりPerl好きだし二足のわらじは継続していきたい気もします。 今後は新しいことにも挑戦しつつ、陳腐化しにくい基礎をもっとしっかりと固めて行きたいと考えています。 また、Aホールにずっといたこともあり、英語力アップへのモチベーションが++されました。これほんと、頑張る!